森林ファンド

株や資産運用などに全く縁がなかったのですが、「森林ファンド」なるものを知りました。
森林が投資の対象???

森林ファンドとは、森林ファンドが保有する森林を投資の対象とし、配当は木材を売った収入より得られます。
景気などの影響で木材需要が落ち込んだときは、売らずに木を成長させて将来に売ることができるのがポイント。ただ、自然のものなので、山火事などのリスクもあります。
アメリカなどでは金融商品のひとつとして一般的なものになっているそうです。
日本の森もファンドになっているのか調べてみると、3月31日のニュースで「共有の森ファンド」創設という記事に出会いました。
山村の過疎化や、林業の衰退で管理が行き届かなくなった森林。森林が持つ土砂崩れの防止や地下水タンクとしての本来の役割が果たせなくなってきています。 そこで、健全な森林になるよう荒れた森林を手入れして、育て、使うという循環を成立させていこうというものでした。
ここでは第一弾として岡山県西粟倉村の森林が対象としておりました。

先のファンドでは投資家は金銭的なリターンを目的としているのに対し、こちらのファンドは森を守るエコ活動に協力しよう!というのが目的になっているようです。

<担当者より>
確かに、日本の森は国民みんなで守っていかねばならない時代。 こういう切り口での方が応援しやすいのかもしれないですね・・・。 環境にも優しく、ゆくゆくは自分の懐もあたたまる・・・かも?

今回の参考・関連・情報源
◆2009年3月31日 Daily環境ニュース 環境goo
http://www.eco.goo.ne.jp/news/files_daily/daily_20090331_1507.html
◆アミタ株式会社 子会社の㈱トビムシ「共有の森ファンド」創設
http://www.amita-net.co.jp/info/release-20090313-000674.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


前の記事

無花粉スギ

次の記事

木の病気